○まちづくり委員会                     委員長  笠原 心

 「まち」は既に存在しています。しかし、なぜ『まちづくり』という言葉を、昨今よく耳にするのでしょうか。それは誰もが今の「まち」よりも、より良い「まち」を期待し、望んでいるからではないでしょうか。あるいは、今の「まち」ではいけない、変えていかなければいけないという危機感の表れかもしれません。
 『まちづくり』とは、文字通り「まちをつくる」ことですが、都市開発あるいは地域社会の活性化など、論じる人によって様々な文脈で使われている明確な合意や定義のない言葉です。一応の定義としては、「ある地域が抱えている課題に対して、ハード・ソフトの両面から課題の解決を図ろうとするプロセスの事」と捉えることができるでしょう。『まちづくり』は地域住民が主体となって、あるいは地域社会と地域住民とによる協働によって成し遂げていくものだと思います。
 我々、(社)秩父青年会議所は創立以来、ちちぶの『まちづくり』に想いを込めて取り組んでまいりました。
 『秩父舞祭り C−DANCE!』は、第8回目を迎えます。(社)秩父青年会議所が主体となり、運営・拡大してきた『まちづくり』事業です。本年度は、一人でも多くの地域住民に「秩父舞祭り」を見に来ていただけるよう、「C−DANCE!」を知っていただけるよう、アピールしていきたいと思います。
 また、多大なるご協力をいただいております、実行委員会の皆様方のお力添えが無ければ、この事業は成し遂げられるものではありません。実行委員会の皆様方との連携をさらに深め、共に<破>の段階へと発展していきたいと思います。
  そして、昨年度発足いたしました、サポーターズクラブの皆様方との交流も深め、『秩父舞祭りC−DANCE!』発足時の想いや情熱を、しっかりと受け継いでまいりたいと思います。
 将来、「C−DANCE!」が「秩父音頭」と同じく、秩父の様々な祭りの定番になるように、公共団体や各教育機関、各町会にまで目を向け、発展・拡大していきたいと思います。
 本年度は、産学官連携事業、3C協議会への参加、ちちぶ花銀行への出向、献血会の実施など、様々な事業がございます。
 とくに献血会の実施は、一般の方も参加できる事業ですので、(社)秩父青年会議所の良いアピールになる事業だと思っています。本年度の献血会は、事前の広報活動から力を入れ、献血者の大幅な拡大を狙います。
 OB交流会(じゃがいも)の設営については、OBの皆様方との貴重な交流の機会です。OBの皆様方、現役メンバー共に、多数の参加が得られるよう、練習会も含め、企画・設営をしていきたいと思います。
 委員会の枠を超え、会員の皆様に多々ご協力いただくことがあると思いますが、『まちづくり』に対し真剣に取り組んでまいりますので、何卒、よろしくお願いいたします。

 1.秩父舞祭りC−DANCE!の開催
 2.秩父舞祭りC−DANCE!の充実と発展
 3.3C協議会への参加
 4.産学官連携事業
 5.OB交流会(じゃがいも)の設営
 6.ちちぶ花銀行への出向
 7.献血会の実施
 8.例会運営