第9回 少年少女国際使節団 団長 原島 孝幸
団長あいさつ
社団法人 秩父青年会議所
第9回少年少女国際使節団 団長 原島 孝幸
今の日本社会は、次世代を担っていく子どもたちの育ちにとって厳しい環境といえます。便利な生活環境と引き換えにバーチャルな文化環境が侵食し、豊かな心の成長にとって大切な、人と人とのふれあいも含めた実体験の乏しい危機的な状態です。子どもの頃から、自分とは異なる文化・習慣・考え方や食べ物に触れ、学びそして体験することは、子ども達の将来に大きな影響を与えます。自分の目で見、耳で聞き、肌で感じることこそがいちばんの異文化交流であり、争いのない平和な世界を築いていくためにも、異文化交流を通じて子どもたちに違いを認め合うことの大切さを教えていくことは、私達に課せられた重要な使命であると感じました。
(社)秩父青年会議所では、「少年少女国際使節団」として、これまで8回に渡り異文化交流の場を提供して参りましたが、今年度はアメリカ合衆国のロサンゼルスを訪問先として、「 いざ出発!我が人生の宝探しへ 〜まだ見ぬ自分に巡り合う為に〜 」のテーマのもとに「第9回少年少女国際使節団」を結団いたします。安全な旅の行程はもちろん、子供たちとって実り多き旅となるよう、(社)秩父青年会議所ならではの行動力とアプローチをもって全力でサポートさせていただきますので、保護者の皆様にはご理解を頂きたく、たくさんの子ども達が参加してくれることを心よりお待ち申し上げております。
ホームステイ発祥の地ともいわれるアメリカで、子ども達はその物怖じしない態度、素直な物の見方、豊かな想像力を使って、きっと自分だけの素敵な「宝物」を探し当ててくれると信じております。